免許の区分について解説

個人の持ち物である私道ではなく公道で自動車を運転したい場合、免許を取得する必要がある。
しかし、自動車の免許を持っている人が全ての自動車を運転できる訳ではなく、持っている免許によって運転できる自動車の種類は異なる。
例えば、仕事に向かう、ショッピングに行くなどの理由で多くの人が取得するのが普通免許だ。
普通免許を持っている人は、一般的な車や農作業や除雪で使用する車、バイクよりも小さい原付バイクなどを運転できる。

準中型免許は、乗車定員が10人以下の自動車を運転できる免許だ。
貨物自動車による交通事故を減らし働ける人を増やすために新設された。
準中型免許を持っている人は普通免許で運転できる自動車よりも最大積載量の多い自動車を運転できる。
中型免許は、20歳以上で普通免許等の保有が2年以上の人が受験できる。
乗車定員が11人以上29人以下の自動車を運転できる免許だ。中型免許を持っていると、準中型免許よりも最大積載量の多い自動車の運転が可能だ。
中型免許を持っている人は、普通自動車や準中型自動車、中型自動車、小型特殊自動車、原動機付自転車などを運転できるようになる。

さらに大型免許は、普通免許と異なり20歳未満の人は受験できない。
また、自動車の運転に慣れている人を免許取得の対象にしていることが特徴だ。
乗車定員が30人以上の自動車を運転できるのだ大型免許であり、普通自動車や準中型自動車、中型自動車、大型免許、小型特殊自動車、原動機付自転車などの運転が可能になる。